第1話 孤独な学校

この物語は、いじめなどにより自信をなくし学校で孤立しているジョバンニのシーンから始まります。

 元々、主人公・ジョバンニは、秀才の親友・カムパネルラとともにクラスの人気者でした。ジョバンニの父親は海洋学者で学校に多くの珍しいものを寄贈しており、そんな父を持つジョバンニをクラスの皆はすごいすごいと褒めたたえていたのでした。

 しかし、あることをきっかけに状況は一変します。

 ある時、遠くの海に調査に出ていた父が予定の期日になっても帰らず、あげく”ラッコの密漁で捕まった”という噂まで流れてしまうのです。

 それをきっかけに、ジョバンニは犯罪者の息子としてからかわれるようになり、そんな自分に引け目を感じていたジョバンニは、自らカムパネルラとも距離を置くようになるのでした。